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主要7通貨の感応度(ヒストリカルベータみたいな)

為替市場がドル売り(買い)に動いたとき、それぞれ個別の通貨がどの程度連動するかを調べてみました。

(1)USDに対するEUR,GBP,JPY,CHF,AUD,NZD,CADの主要7通貨の1日の騰落率を出す。

(2)(1)の平均値を計算する。(7通貨を合計を7で割る)

(3)(1)と(2)を過去200日間で線形回帰させたときの傾きβをグラフにプロット。

(4)データは2005年1月1日から2012年1月27日までを使用。

FXシステムトレード研究


◆わかること

2005年から2年以上「安定」した時期が続いた。
なつかしき円キャリートレード全盛の時代。

2007年のサブプライムショック以降、
安定期が終焉し、いわゆる「リスク通貨」「リスク回避通貨」という区分けがはっきり見えてくる。
オセアニア(AUD,NZD)はβ=1.5以上で推移し、は0をまたぎマイナスとプラスを行ったり来たりするように。
AUDとJPYの鏡像関係もはっきりとわかる。

2007年以降バッと広がり各通貨の特徴が出たが、直近にかけてその広がりがゆっくりと収縮しつつある。
オセアニアのβは1.5を下回るようになってきたし、円もプラス圏へ。

財政問題で揺れたユーロのβは少し上昇。(それでもオセアニアを超えるほどではない)
代わりにポンドが下落。
最近、たまにポンドだけ逆向きに動いたりするのもこのグラフで確認できる。

スイスは一般的にリスク回避通貨という区分けだが、
それは欧州のみに注目したときに明確になることで、全体の中での印象は薄い。

カナダはオセアニアの子分。
親分、子分の関係はキャリー全盛期から継続しており、
サブプライムやリーマンショック時にもほとんど変わっていない。


 【FX システムトレード派はこちら


Comment

あけましておめでとうございます & ご無沙汰しております

ちょうど私もリスクオン/オフに由来するシステムについて記事を書いたばかり(http://algorithmtrade.blog110.fc2.com/blog-entry-153.html)だったので、大変興味深く読ませて頂きました。
市場リスクの評価ロジックに違いがあるでしょうから、以下参考までですが、、、

リスク通貨としてのAUDや回避通貨としてのJPY、またCHFは回避通貨としてそれほど顕著でない、という辺りは私の検証とも一致していて安心しましたw

若干の違いはGBPでしょうか。
私の検証では、USD,JPYのカウンターパートとしてGBPを使った戦略は、AUDほどの安定性はないもののEURに比べれば収益性を持っているという結果になりました。

またこのβグラフを見るとGBPとEURが逆相関な印象を受けたので、欧州通貨間での資金シフトなのかなと思い、リスクオン/オフ売買がEURGBPで機能するか先ほど調べてみたのですが、、、
2001~11年の検証、スプレッド考慮前で売買回数は1162回、獲得収益は4450pips。1回あたりは3.8pips程度でスプレッドを差し引くと、エッジはありそうだけど実用域まではあとちょっと…という感じでした。


各通貨の特徴は収縮しつつある、とのことで、我がシステムも賞味期限は短いのかな、、、と若干ブルーになりましたが、
どうも私の収益グラフとこのグラフを比較すると、βの値そのものよりその傾斜が急激なところで我がシステムは収益性が上がるのかな、となるとリスクが高まる有事の際に活躍できるシステムなのかな、だったらいいな、、、などと妄想してますw

  • チクワ [#1y8D/px.] |
  • URL |
  • 2012 01/30 (Mon) 12:31
  • Edit
訂正です

たびたびスミマセン。
先ほど売買回数1162回と書きましたが、エントリー&イグジットを重複してカウントしてました。
正しくは半分の581回、よって1回あたりのゲインは7.7pipsでしたm(_ _)m

  • チクワ [#1y8D/px.] |
  • URL |
  • 2012 01/30 (Mon) 12:49
  • Edit
あけましておめでとうございます

> チクワさん

ごぶさたです。
今回の記事はチクワさんへ向けて書いたものですのでメッセージを受け取っていただきうれしく思います(笑)

ポンドのβは2010年くらいから緩やかな低下傾向にありますが、これは必ずしもポンドが回避通貨となっているということではないと思います。

βの値だけ比べると2010年くらいからのポンドは、ユーロやスイスのβよりも低く、全体がドル売りに動いているときでもポンドはイマイチ反応が悪かったりする現象を説明していると思います。

2007年のサブプライム以降のユーロやスイス(折れ線の赤と黄)は豪ドルのβが上昇するとき低下、豪ドルのβが低下するとき上昇と、逆の動きをしていますね。

それに対しポンド(折れ線青)はそのような逆相関の特徴は強くなく、豪ドル寄りになる期間も長いです。

チクワさんの戦略で豪ドルとポンドが安定しているのはこのことが原因かと思います。
また円に対するパフォーマンスが2007年以降不安定になってしまうのもこのグラフからわかります。

もっと言えば、チクワさんの戦略のパフォーマンスは2通貨のβの差とβの相関によってある程度決まるのではないかと推察しております。
もしこの考えが正しければ、ヘッジとしてUSDCADの逆売買を加えてパフォーマンスを安定させることが可能かもしれません(枚数調整が必要かもしれませんが)

でもコストが余計にかかってしまうのでそれを上回るだけのパフォーマンスは
口で言うほど簡単じゃないですね^^;

  • Phai [#qbIq4rIg] |
  • URL |
  • 2012 01/30 (Mon) 17:38
  • Edit
そ、そうでしたか(@@;

恐縮です、ありがとうございます。

>もっと言えば、チクワさんの戦略のパフォーマンスは2通貨のβの差とβの相関によってある程度決まるのではないかと推察しております。

ご慧眼w
グラフを眺めても、またロジック的に考えても、2通貨間のβの差およびその微分値(変動)を収益化してる感じです。
(なのでGBPがJPYと同方向の傾斜を持っている2007年頃はパフォーマンスが優れず、AUDと傾斜が揃ってくるその後に成績向上する、と)

CADは今回AUDと同系列と考えて検証から外してしまってたんですが、AUDがリスク通貨側の主軸になる以上、系列のCAD(やNZD)がリスクヘッジとして役立つ可能性がある、ということですね。
資金的にこのシステムだけに枚数注ぎ込むのはキビシイのですが(言葉を変えれば他にも色々手玉が出来てる、という事でもあります ̄ー ̄フッフッフ)、うまく割り切れるようならスポッとハマってくれるかもしれません。検証してみます!

  • チクワ [#1y8D/px.] |
  • URL |
  • 2012 01/31 (Tue) 13:34
  • Edit
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Phai

Author:Phai
4年前に専業トレーダーに転身。
トレンドフォロー系のシステムをメインに複数のシステムで資産運用を行っています。
メンバー100名以上→【FC2限定システムトレードコミュニティを立ち上げました

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