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  2. 2010年09月

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第4回システムトレード勉強会@麻布十番

恒例となったシステムトレード勉強会を行います。

港区麻布十番が会場となります。
日時は10月17日(日)の15時~18時です。

今回は勉強会常連のsaltfreakさんに最近の研究内容についてお話頂く予定です。

saltfreakさんはひまわり証券の
シストレコンテストで1位受賞(外国為替証拠金取引部門)経験もあるすごい人です。

saltfreakさんのブログ→【saltfreakのトレード日記 since Feb 2010


あと、私も少ししゃべります。(内容は未定ですが^^;)


希望者はこちらのコミュニティから申し込みしてください。
→ http://blog.fc2.com/community/detail/11007/

一応FC2ブロガー限定ですが、個別に私Phaiにメールで申し込みして頂いてもOKです。

前回は3日で定員に達したため締め切りとなりました。
参加希望の方はお急ぎください。



◆10月2日追記

定員に達したため、勉強会参加の申し込みを締め切りました。
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基本統計量で見るドル円相場の変化

ここ何回か市場間分析をテーマに記事を書いてきたのですが、
一部の方には反響があったものの全体的な要望とはちょっとかけ離れていたようなので、今回はエクセルを使った分析の話をしたいと思います。


エクセルの「ツール」→「分析ツール」の中に「基本統計量」という項目がありますが
今回はこれを使います。

1.ドル円の日足終値をエクセルファイルとして用意する。

2.ドル円の5日間のリターン時系列を作る。

リターンの計算には、Ln(当日終値/5日前終値)を使用。
Lnは自然対数(Logの底がeになってるやつです)

3.2006年以降1年ごとに、5日間のリターン時系列に対する基本統計量を調べる。


調べた結果は以下のような表になります。

FXシステムトレード研究


表にはさまざまな統計的な指標が表示されますが、
もしこれらの中で知らないものがあれば、まずはwikipediaで調べてみましょう。
もしwikiの解説が抽象的すぎてわからない場合は、その意味がわかるまでググってみることです。

以前にも言いましたが、それが統計の簡単な勉強法です。



ここでは、尖度(せんど)歪度(わいど)について簡単に説明します。

この2つの統計量は、いま調べているドル円のリターンの頻度分布が
通常の正規分布のベルシェイプに比べどのように変形しているかを教えてくれるものです。


尖度(せんど)が正であれば、正規分布に比べ中心まわりの分布が高く尖っており、
裾は長くなっていることを示します。

イメージ的には東京タワーに長い裾がくっついたような分布です。

※尖度(せんど)には定義が2つありますが、ここでは正規分布でゼロとなる定義を採用。

尖度が負の場合は、東京ドームのように裾が短く、中心部が低い形状です。

FXシステムトレード研究

※上図はwikipediaより引用


歪度(わいど)が正であれば、分布の中心が正寄りに(右に)に歪んでいることを示し、
逆に負であれば左に歪んでいることを示します。

一般的に株価など多くの金融データにおいて、
尖度は正の値をとり、歪度は負の値をとることが知られています。


尖度が正となるのは、
価格変動が長い静穏期と短い大荒れ期で構成されており、
正規分布を仮定すると1万分の1といったような理論上あり得ないような小さな確率の現象が実際には年に1回程度必ず起こっているということです。
実際トレードを行っていれば直観的理解が可能でしょう。


尖度が値が大きく、分布の両端が長く太くなればなるほど
トレンドフォロー戦略が優位に機能することもわかるかと思います。

※リターンの分布形状とトレンドフォロー戦略の関係性については重要ですので
※また別の記事で取り上げるかもしれません。


歪度が負となるのは、
簡単に言えば、「コツコツ上げて、ズトンと落ちる」というパターンだということです。
これについても経験から納得できることですね。


さて、以上の点をふまえてドル円の2006年から2010年9月までの
年ごとの尖度と歪度に注目してみます。


尖度は2007年から2009年まで正の値で、特に2008年には2.72とかなり大きな値をとっています。
この期間はトレンドフォローが機能しやすい時期だと言えます。

事実、適当なトレンドフォローシステムを作って検証してやれば
2007年~2009年は悪くない数字を出してくるでしょう。

一方で、2006年と2010年には尖度は負となります。
この期間ではトレンドフォローシステムは苦戦するはずです。
チャートを見なくとも、尖度の数値だけでそうした判断が可能です。


歪度についてはどうでしょうか。
2006年~2008年までは負の値ですが、2009、2010と直近2年の値は正となっています。

つまり、コツコツ上げてズドンと落ちるパターンから、
コツコツ下げてズドンを上げるパターンへと変化したことを意味しています。

もし過去の傾向に合わせて売り買いのルールを非対称的に作ったシステムがあったとすれば、ここ2年のパターン変化に対応できずにドローダウンを食らっているはずです。


2010年は尖度が負でトレンドフォローが機能しづらい時期ですが、
同時に歪度も正となっており、上で述べた一般的な金融データの特徴とは真逆の特徴を示しています。

尖度が負 歪度は正

こうした事例は1999年以降初めての現象です。

これは5日間のリターンをとった調査に限定しているので
他の観察期間でも調べてやる必要がありますが、いずれにせよ珍しいことだと言えます。


また2009年と2010年は、それ以前に比べ
尖度、歪度の絶対値の大きさが小さく、正規分布からさほど歪んでいないということも
注目すべき特徴だと言えます。



◆9月28日追記

記事では5日間リターンとありますが、
読者の方から4日間ではないかというご指摘がありました。

私のミスです。5日を4日に訂正してお読みください。

なお、4日か5日で、尖度、歪度の数値に少し違いは出ますが、
基本的な傾向は変わりませんので、それ以外の文章はそのままです。

市場間の相関が逆転するとき

とうとう円売り介入来ましたね!

ドル円は82.88から一日で3円近く上昇。
介入額は2兆円~3兆円とも言われており、
1日の介入額としては過去最高を記録しそうです。

基本的にトレンドフォローな私のポジションも少し痛手を被りました。


さて今回はマネーフローの話です。

FXはマネーフロー、つまりお金の流れをいろいろと調べてみるのも面白いのですし、
1通貨ペアのチャートしか見てない場合に比べ、明らかに見える景色は変わります。


マネーフローを調べるということは市場間の相関を見ることにつながります。

例えば、EURUSDとある金融市場Mの騰落率に

当日EURUSDの騰落率 = a ×(前日Mの騰落率)+ b  (1)

というような関係性があったとすれば、
市場Mの動きに合わせてEURUSDをトレードすれば良いことになります。

EURUSDのチャートなんか見る必要はありません。

こうしたトレード戦略は、ルールもシンプルですし、
カーブフィッティングに陥る可能性を低くなると一般的に言われています。


しかし、そのようなシステムでもやはり機能しなくなる事例はいくつもあります。

それまでのマネーフローと逆のフローが生じたり、
フローそのものが消滅してしまうことがその原因です。

今回のような日本の円売り介入も
円だけじゃなく他通貨の需要にも紛れを生じさせるので、
システムのパフォーマンスが一時的にブレることが予想されます。


下の2つの図は2009年を境に、それまで10年間も続いた
市場間の関係が見事に逆転しているのを示したものです。


FXシステムトレード研究

  ↑1999年から2008年まで10年間のデータで上記(1)式への回帰を行ったもの。相関は正相関でR^2=0.027


FXシステムトレード研究

            ↑2009年以降は逆相関でR^2=0.015


もしこの図を見て、「ああ、あれね」とパッとわかる人は、
いますぐシステムトレードコミュニティに入りましょう(笑)

http://blog.fc2.com/community/detail/11007/

そして次回のオフ会(勉強会)でお会いしましょう。

225先物システム

最近の研究過程で日経225先物のシステムが出来てしまいました。


日経225先物システムトレード


◆期間:1999年1月~2010年9月

◆対象通貨ペア:日経225先物(ラージ)

◆トレード数:2284

◆勝率:52.9%

◆通算損益:34710円(手数料は考慮してません)

◆PF(プロフィットファクター):1.35

◆PR(ペイオフレシオ):1.10

◆1トレードあたりの平均損益:15.2円 (標準偏差137円)

◆最大ドローダウン:2790円


日足ベースの寄り引けシステムです。

毎日参戦するものにしたかったのですが、
どうも月曜日は他市場が引けてから時間が経ってるせいか、
他の曜日に比べてパフォーマンスが悪いので削りました。

先物の手数料とスリッページってよく知らないのですが、どうなんでしょうね。
最初はminiでテストしてみようと思ってます(笑)


  【FX システムトレード派はこちら

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プロフィール

Author:Phai
4年前に専業トレーダーに転身。
トレンドフォロー系のシステムをメインに複数のシステムで資産運用を行っています。
メンバー100名以上→【FC2限定システムトレードコミュニティを立ち上げました

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