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  2. 2010年05月

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システムトレード勉強会(オフ会)を終えて

先日のシステムトレード勉強会では非常に有意義な議論ができました。

参加者の本牧トレーダーさんも「頭脳が集まること」にてそのことにふれられていますが、やはり実際に会って話をするのはいいものです。


今回はその勉強会の席上で紹介させてもらったトレードシステムの話です。

例によって売買ルールは非常にシンプルで
誰でも10秒で理解できるレベルくらい簡単なものです。

※勉強会出席者の方にはルールを申し上げましたが
※このブログでは伏せさせていただきます。

そしてただいまFC2ブロガー限定のコミュニティ「システムトレード研究オフ会」では、
それについての意見交換が盛んです。

興味のある方はぜひご参加を → http://blog.fc2.com/community/detail/11007/


出席者の方といろいろやりとりをしてるうちに
新しい発見やヒントをもらい、できたシステム(暫定)は以下のようなものです。

◆期間:1999年1月~2010年5月

◆対象通貨ペア:USDJPY

◆トレード数:452

◆勝率:56.6%

◆獲得pips:5212.5pips(スプレッド3pips スワップ考慮済み)

◆PF(プロフィットファクター):1.57

◆PR(ペイオフレシオ):1.21

◆1トレードあたりの平均損益:11.5pips (標準偏差 67.0pips)

◆最大ドローダウン:679pips

FXシステムトレード研究


また条件Aでのドル円の上昇率(下落率)と
条件Bでのドル円の上昇率(下落率)を散布図にすると
以下のようになり、回帰直線のR^2は6.5%程度あるようです。

FXシステムトレード研究
  ※縦軸横軸ともに単位は% (終値-始値)/ 始値 を計算してプロット

直線の傾きがマイナスになっていることから、
条件Aでの動きに対し、条件Bの下でその逆張りを行えば良いということがわかります。

※実際は条件Aを少し変更してシステム化しています。


  【FX システムトレード派はこちら

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忘れたころにやってくるトレンドフォロー

トレンドフォローが活躍する相場がきてますね。

今月初めにトレードシステムのポートフォリオについての記事を
書きました。

参考: 複数のトレーディングシステムでポートフォリオを組む


直近のような相場を例にとり、各システムがどのような状態かチェックしてみます。


1.中期トレンドフォローシステム(ベースシステム)

これがメインの稼ぎ頭になります。
相場が平穏なときは損ばかりしていて一見ダメなシステムに見えますが、
荒れた相場で一気に損失を取り返してくるのが特徴です。


2.日足ベースの短期トレードシステム(メインシステム

短期ブレイクアウトシステムも好調です。
ただ1日の中での値動きは非常に荒いので利益を確定するまでヒヤヒヤものですが。


3.時間足ベースのデイトレードシステム(イベントドリブン)

こちらも好調です。
ポジションの保有も短く、効率的に利益を上げてるという意味では
一番かもしれません。


4.逆張りシステム(ヘッジ用)

当然ですが負けてます。
しかし上で挙げた3種類のシステムが十分に稼いでいるため、
全く問題ない状態です。


5.低ボラ耐性のシステム

若干マイナスです。

このシステムは低いボラに適用するために作ったものではありません。
あくまで、売買ルールがトレード対象通貨の上げ下げと無関係のもの
を採用したら結果として低ボラ耐性を持っていたということなので
直近のようなボラが吹いている状態でも機能しなくなるということはないようです。

じゃんけん「グリコ」とシステムトレード

今回の記事はリバ夫さんのブログを読んで思い付いた内容です。

参考: http://headandtail.blog69.fc2.com/blog-entry-225.html


小さいときじゃんけん「グリコ」で遊んだことのある方は多いと思います。

じゃんけんをして

グーで勝てば グ・リ・コと3歩進み、
チョキで勝てば チ・ョ・コ・レ・ー・トと6歩進み、
パーで勝てば パ・イ・ナ・ッ・プ・ルと6歩進む

あのゲームです。


いきなり本題に入ります。

この「グリコ」での最適戦略はどういったものになるでしょう?


ちょっと考えればグーは勝った時に3歩進むのに比べ、
負けたときに相手のパーに6歩も進まれてしまうので
割に合わないということがわかります。

チョキとパーは勝ったときの利益は6と同じですが
負けたときを考えると差が出てきます。

チョキが負けるのは相手がグーのときですから相手に与える歩数は3
これに対しパーが負けるのは相手がチョキのときですから相手に与える歩数は6

差益を考慮すればチョキの方が優位だということがわかります。

相手がもしグー、チョキ、パーを同じ割合で出してくるとするなら
チョキをずっと出し続けることが最も期待値の高い戦略となります。


しかしいくらなんでもチョキをずっと出し続けていれば
相手にも読まれ、相手はグーを出し始めてくることでしょう。

それまで最も期待値の良かったチョキ戦略はこの時点で破綻します。

チョキ戦略がなぜ破綻したか原因を調べるうちに
相手の履歴にグーが多いことに気付いたあなたはここで
チョキ戦略を捨て、パー戦略に切り替えます。

しかし結果はあまり良くありませんでした。
しばらくは良かったのですが、やがて相手に読まれてしまい
相手はチョキを頻繁に出すようになったからです。


・・・・

これと似たような現象は現実の相場の世界でも起こっているのでは?
と感じることがよくあります。


当初、統計的に期待値の最も良かったチョキ戦略が世に広まるつれ、
それまで最悪の戦略と思われていたグー戦略がチョキ戦略を打ち負かす
最強戦略(?)へと変貌します。

以降、新しい戦略が出ては別の戦略が取ってかわるという
適応的進化プロセスが続いていくのです。


ちなみにこのグリコでの最終的な最適戦略は

グー、チョキ、パーの比率を2:2:1で出す

というルールに落ち着きます。


グーの割合が直観よりも意外に高いことに驚く人もいるでしょう。

この戦略をとってる限り、相手がどう対応しようとも打ち負かされることは
ありません。

※当然ですが相手も同じ戦略をとれば引き分けになってしまいます。
※つまり勝つ戦略というよりも負けない戦略です。


単純なようで奥の深いゲーム「グリコ」

そんなことを知らずに無邪気に遊んでいた子どもの頃が懐かしいですね。



=== ===

【お知らせ】

システムトレード勉強会の第2回を都内で開催いたします。

5月23日(日)午後1時~の予定です。

詳細は当ブログ左上にあるコミュニティのリンク先をご覧ください。
一応FC2ブロガー限定ですが、それ以外の人で
もし興味のある方はメールでご連絡ください。

【追伸】
参加予定者が7名になりましたので、ここで募集は打ち切らせていただきます。
ありがとうございました。


複数のトレーディングシステムでポートフォリオを組む

ある程度システムを作れるようになってきたら、
将来どのような相場が来ても対応できるように複数のトレード戦略で
ポートフォリオを組んでみましょう。

私は以下のような組み合わせを実践しています。


1.中期トレンドフォローシステム

ポートフォリオのベースとなるシステムとして
中期トレンドフォローシステムを据えたいです。

平均保有期間は約20日間と比較的長めです。

一般的に勝率は40%程度と低いですが、
価格変動のテイルの部分を根こそぎ取り切るような売買ルールが特徴です。

20日間高値安値ブレイクなどのシステムが代表例となります。

参考: チャネルブレイクアウト研究 ドル円の場合


このシステムは2008年のように市場が大荒れしたときや、
直近のユーロドル相場のように長いトレンドが発生したときに活躍します。

価格変動に置いていかれるようなことがあっては意味がありません。
トレンドが来たら必ずそれに乗っかるようなシステムであるべきです。
(理由は後述します)

この類いのシステムでは、エントリールールへの余計なフィルターや
利益目標は不要です。


2.日足ベースの短期トレードシステム

次にポートフォリオに組み込みたいのが日足ベースの
短期トレーディングシステムです。

私はこの種類のシステムをポートフォリオのメインシステムとして扱ってます。

ブレイクアウト系で勝率は55%~60%程度、
バックテストでのサンプル数も多く、資産曲線もきれいなシステムを
メインシステムに採用しています。

参考: USDJPYブレイクアウトシステム【Phai System 01】


3.時間足ベースのデイトレードシステム

FXは24時間市場が開いているため、経済指標や要人発言、ニュースなどで
突発的なレート変動がよく起こります。

上に挙げた日足ベースのシステムではこれらの短期変動に対応できない部分もあるため、時間足をベースとしたイベントドリブンなシステムをサブシステムとして用意しておくことをお薦めします。

参考: 捨てられないシステム


4.逆張りシステム

これまで挙げた3つのシステムはタイムスケールこそ違いまずが
どれもトレンドフォロー(価格追従)であるため、ここで1つ逆張り型のシステムを
取り入れたいところです。

私が採用しているのは、日足ベースの逆張りシステム。
ストップや利益目標を使用していないシンプルなものです。

このシステムはヘッジ用のシステムとして活用しています。

ストップを入れないため、逆行したときの含み損が大きくなりますが
そうしたときには必ず1.中期トレンドフォローシステムが反応するので安心です。

また逆張りシステムによるエントリーが
中期トレンドフォローシステムで保有しているポジションの
利食いとなる場合もあります。


5.低ボラ耐性のシステム

ボラティリティが極めて低い期間では順張りでも逆張りでもほとんど稼ぐことはできません。

こうしたトレーダー泣かせのベタ凪相場に対応する手段は
通貨オプションしかないという気もしますが、それでも売買ルールを工夫すれば
ある程度低ボラ耐性を持ったシステムを作ることは可能です。


例えば「月曜はドル売り」というようなアノマリーによるエントリーを行うような
価格変動とは無関係なエントリールールを持ったシステムを用意しておく必要があると感じてます。

他にも高金利通貨のBuy&Hold戦略や、他通貨との相関を利用する戦略など、
売買ルールがトレード対象通貨の上げ下げにあまり依存しないものが好ましいと言えます。

また、金利差や経済指標などファンダメンタルズにもとづいた戦略も有効でしょう。

いろんなインディケータを見てきた経験から言わせてもらうと、
チャート分析を研究するよりもきちんとファンダメンタルズを勉強した方が近道かもしれません。


 【FX システムトレード派はこちら

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プロフィール

Author:Phai
4年前に専業トレーダーに転身。
トレンドフォロー系のシステムをメインに複数のシステムで資産運用を行っています。
メンバー100名以上→【FC2限定システムトレードコミュニティを立ち上げました

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