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市場間分析についての研究資料

(1)
A Test of Hedging Alternatives for the US Currency and the US Stock Market(2011)
http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=1953571

キーワード:ユーロドル、ポンドドル、S&P500、ナスダック、相関、グレンジャー因果性

株価指数(S&P500, NASDAQ)とドルの関係性(日足ベース)を調べたワーキングペーパー。
これですぐに稼げるシステムが作れるかというとそういうわけもないのですが、
基礎研究としてはなかなかおもしろい気がします。

2009年にユーロドルとS&P500の因果性(方向性)が逆転してることにもふれています。
これは私のブログでも以前紹介しました。

参考:市場間の相関が逆転するとき


(2)
国際商品市況変動の要因分解と市場間連動の背景(2011)
http://www.boj.or.jp/research/wps_rev/wps_2011/data/wp11j04.pdf

キーワード:市場間連動、VARモデル

日銀のワーキングペーパー。
コモディティと株価の連動についてのお話。
両者の連動性は2008年の後半以降急激に高まっており、
その要因を需要、株価、商品指数、短期金利の4つに分解して調べています。

過去の相場理解ということ以上に、未来の話をできるかというと
少々疑問もありますが、それは各自の研究で。
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相場ローテーション

FXシステムトレード研究

相場ローテーションを読んでお金を増やそう


リーマンショック前の2008年2月に出版された本です。
マクロ経済の初心者向けとしておすすめです。
(本の表紙がショボイ感じを受けるのはとりあえずスルーで)

極端な話、相場がローテーションしようがしまいがどちらでもいいんです。

為替、株、債券、ゴールド、原油、不動産・・・
世界のマーケットはどんなものがあってお互いにどういった関係性があるのか?

その全体像をパッと掴むのに適している一冊だと思います。
いろんなバックテストアイデアの材料を提供してくれるでしょう。
逆にすでにこうした話を一通り勉強された方には不要かもしれません。

本にはやや定性的、ややサンプル不足な話が登場します。
それをどう活用するか、そこから先は読者自身に依存します。
つまり、どう定量的でかつ十分なサンプル数を持った話にもっていくかということです。


私にとって、システムトレードの技術論が書かれている本には
まったく興味がありません。

私にとっては、定性的にマクロ経済を語ってくれる人こそがすごく貴重な存在なのです。

資源国通貨に対する商品指数動向やキャリーの影響など

今日はみずほのレポートを簡単に紹介しておきます。
すでにご存知の人もいらっしゃるかと思います。


通貨クオンツ① ~資源国通貨とは~

通貨とダウジョーンズUBS Commodity Indexの相関を調査して
豪ドル、カナダドル、ブラジルレアルといった通貨はいわゆる資源国通貨に分類。
一方南アフリカランドは資源国通貨とは言えないとのこと。

通貨クオンツ② ~通貨変動を決定する要因~

豪ドル、カナダドル、ブラジルレアルの3通貨の変動要因を探る。
いずれもキャリー成分が最も影響力が強く、他に株式市場のβスプレッド、そしてブラジルレアルはVIXの影響も強いとのこと。


興味のある方はこちらから。

http://www.mizuho-msrc.com/dynmc/gcnt.php/DL0000004600/03/03/QMtp0912_forex1.pdf

http://www.mizuho-msrc.com/dynmc/gcnt.php/DL0000004941/03/03/QMtp1003_forex2.pdf



追伸

前回の勉強会の模様をvegaさんがマンガにして送ってくださいました。
ありがとうございます。

manga1
manga2


FX システムトレード派はこちら


『億を稼ぐトレーダーたち』を読んでみました

億を稼ぐトレーダーたち・画像
  『億を稼ぐトレーダーたち』

有名ブロガーさんが紹介されてたせいかAmazonで品薄状態が続いていますね。

先週届いたこの本をざっと読んでみたのですが、予想以上に良かったです。

それは、この本に書かれているいくつかのフレーズが
私にとってちょうどパズルの欠けていたピースかのようにピッタリと合致したからです。

たぶんそのピースは人によって全然変わってきます。
より具体的なものを求めている人には少し物足りないかもしれません。

しかし今の私には十分でした。
興味のない中源線などの記述はスキップしながらも
気付くか気付かないかの微妙なヒントが、
まるで蛍光ペンで線引きしてあるかのようにスッと入ってきます。


◆柳葉 輝氏

実践家が出してる本で、意外なものを見つけたことがあります。
(中略)本当はすごいのに、本人にはそのすごさが理解できていないということです。検証が甘いといったことが原因でしょうね。



これは私にも経験があります。
個人的にはテクニカル分析の本やシステムトレーダーの技術論などよりも、
アノマリー系についてのことが多いです。

あと、トレーダー同士の飲み会などでポロッと出る話題に中にもその意外なものを
見つけることが多いです。


自分のこだわりを実行段階のルールに入れない、
経験から生まれた美学みたいなものを入れないように努めています。



これはそう意識しないとなかなか難しいことで、
無意識に先入観やこだわりみたいなものが入ってきますね。

私の場合、売買ロジックの美しさ、シンプルさにこだわってしまう傾向があります。
そこから外れたものを「過剰最適化の危険があるから」と理由付けしてちゃんと検証しないというクセを直していきたいです。


225先物はTOPIX先物との裁定だけトレードしてます。直接のトレード、つまりアウトライト(片張り)はTOPIXだけにしてます。
TOPIXのほうが、システムトレード的には優位性を得やすいのです。225のほうが恣意的な価格形成になりやすくて、TOPIXは、操作不能とはいいませんが操作がしにくいという構造的なことが理由でしょう。



正直ホッとしました。
ああ~自分だけじゃないんだ、225の恣意的価格形成に悩んでいたのはと。
しかし私の反省点は、ただなんとなくメジャーな225先物に固執してしまってたことです。

TOPIX先物のほうが優位性が得やすいことはちょっと考えればわかることはずなのに、それに気付かず難しい道を攻略してやろうと苦心してました。
まあその努力は無駄ではなかったのですが、それにしても1つのことに気をとられすぎてました。

225先物についていろいろ勉強した数ヶ月。
この本を読んだ後は、すぐに225先物のトレーディングシステムをそのままTOPIX先物に適用するだけ。

ほんの数秒でした。
それが問題に頭を悩ませた時間と問題を解決するのに要した時間です。



◆成宮宏志氏

為替というのは、その時の手続きみたいなものです。
為替のトレードは、為替そのものが目的ではないことが多いのです。



為替は手続き、為替そのものが目的ではない、まさしく本質、FXのキモをさらりと言ってしまってますね。
FXでこのことに気付き、そしてそれをシステムトレードという形で実践している個人投資家がどれほどいるでしょう?

これ以上語ると余計なことまでしゃべってしまいそうなので、
やめておきます(笑)

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プロフィール

Phai

Author:Phai
4年前に専業トレーダーに転身。
トレンドフォロー系のシステムをメインに複数のシステムで資産運用を行っています。
メンバー100名以上→【FC2限定システムトレードコミュニティを立ち上げました

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