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市場を変えて生き続けるアノマリー

アノマリーの寿命というタイトルで記事を書いた例のアノマリーシステムですが、
結局あれから直近までまずまずの成績を収めることができました。

一応このアノマリー戦略の収益曲線の一部を紹介しておきます。
※このアノマリーは多くの市場で確認できるのでその一部という意味です。

FXシステムトレード研究


2011年の後半は少し苦戦しましたが、直近2、3ヶ月で急速に盛り返し累積収益の高値更新です。

2008年のリーマンショック時には大きなドローダウンがありますし、
2005年以前にはほぼ横ばいで稼げていません。

私がこのようにドローダウンが大きく、また安定性もあまり良くない(バックテスト上では)システムを運用する理由は、


1.為替や株式など多くの市場で確認できるアノマリーだから


2.そのアノマリーが効く理由が一応自分なりに納得でき、いまがその絶好のチャンスだと思うから


3.勉強会で発表したとき、このアノマリーの理由に賛同してくださった参加者がいてくれたこと


4.このアノマリーが今後一切効かなくなる状況をイメージできる


ということです。

特に理由については勉強会後にもいろいろ調べました。
その上でこのアノマリーが効かなくなる状況も想定できるようになりました。
もし○○が△△になったら、この戦略がどんなに好調だとしても運用を停止する予定です。

停止する判断基準がシステムのパフォーマンス以外にも存在するということです。

前回の記事で心配したように「みんなが知ったらしまい」という状況も1つありますが、もっと明確な数字でその状況を知ることができます。

さらに、もしその危惧される状況になり実際に1つの市場でアノマリーが効かなくなった場合でも、他の市場でこのアノマリーは生き続ける可能性があり、その市場も特定できます。

と、ここまで把握できるならもはやアノマリーではない気がします。(合理的説明ができないものをアノマリーと呼ぶなら)


2011年の後半に少し苦戦した時期があったように一時的にパフォーマンスが悪化する場合もありますが、これは上で述べた危惧される状況とは全く関係のないものです。
そして一時的なパフォーマンス悪化は非常に扱いやすい特徴なので今のままでも問題ないと考えています。

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アノマリーの寿命

この記事は2011年1月末に開催した勉強会にご出席くださった方へのご連絡も兼ねてます。

1月末の勉強会で私はあるアノマリーについてのプレゼンを行いました。

あれから半年近く経過したわけですが、
あのアノマリーの効きは順調な模様です。

みなさんはGodspeedやku-chartの興奮で忘れてしまったかもしれませんが、
私は密かにあの戦略の運用を開始してました。

この半年、あのアノマリーは多くの市場でほぼパーフェクトに効きまくりました
そのパフォーマンス効率は私が運用している他のどのシステムよりも高く、私自身も驚くほどでした。


さて最近ちょっとショックなことに、ウォールストリートジャーナルに私が紹介したものとほとんど同じ戦略が紹介されていました。

その記事には7月の初めの上げトレンドをキャッチし、トレンドが消える前には手仕舞ったというような内容が書かれていましたが、そこに書かれていた手仕舞いのタイミングは私の戦略と完全に一致してました。


正直不安です(苦笑)

勉強会参加者の中にもすでにこのアノマリーをご存知だった方もいらっしゃいました。
よく言うところの「知ったらしまい」じゃないですけど、
WSJの記事にされたことが原因でいよいよこのアノマリーの寿命も危なくなったかもと危惧しております。

もちろんこれまでも何度か同じよう危険性を唱えられたことでしょう。
それでも崩れないロバスト性を兼ね備えている戦略だと感じてますし、そう信じるに足るだけのデータはあります。
いつかは消えてなくなると言われ続けてながらもここまできたんだろうと思います。

しかし価格トレンドと同様に、だんだん注目度が上がってきて、
その効きが最高潮に達したところがアノマリーの終焉というが1つのストーリーだと考えるならば、確実にあのアノマリー戦略の臨界点が近づいていると感じてます。

これがz○iFXとかで紹介されたりするともう完全に終わりです(笑)


いつまで続くかわかりませんが、今年中くらいまではまだ青春を謳歌できるのではと願っています。

EUR/USD 時間帯による売りバイアス

日々のトレードと検証作業に加え、ワールドカップ観戦(笑)と
やることが一杯な毎日ですが、為替の時間帯バイアスを引き続き検証していきます。

今回の対象通貨ペアはEURUSD。
この通貨のある時間帯には売りバイアスが存在します。

売られすぎ時のエントリーを回避するため
少しだけ制限を加えたときの時間帯バイアスですが、
制限自体はかなり緩いものなので既に発見している人もいるかもしれません。


◆期間:2003年4月~2010年6月

◆対象通貨ペア:EURUSD

◆トレード数:1347

◆勝率:54.7%

◆獲得pips:3031.7pips(スプレッド2pips考慮済み)

◆PF(プロフィットファクター):1.32

◆PR(ペイオフレシオ):1.09

◆1トレードあたりの平均損益:2.2pips (標準偏差 23.5pips)

◆最大ドローダウン:449.4pips

FXシステムトレード研究


ストップや利食いの設定はなし。
目的はその時間帯での動きを調べるわけですから、
余計なものは極力省いて基礎的なデータを抽出してます

トレード数は1347あり、年平均は180トレード。
例によって1トレードあたりの平均損益は2.2pipsとかなり微小なものになります。


さて、この資産曲線をみてみると
稼げるときと稼げない時期がはっきり分かれているのがわかります。

こういった資産曲線はシステム単体での運用を考えたとき、
安定性という意味ではマイナスでしかありません。

しかし、複数システムでポートフォリオを組むことを考えていれば
非常に扱いやすいシステムです。

またこの微小なバイアスを利用して別のシステムを構築することも可能です。

FXシステムトレード研究

   ※ 上図はEURUSDの時間帯バイアスを利用したEURJPYのトレードシステム


とにかく基礎的なデータを徹底的に調べ上げる

その結果が直接すぐにシステムに結びつかなくとも、地道な作業は非常に重要なことです。

需要の行動パターンを利用したトレードシステム?

今まで東京時間は変動率が小さくうまみが少ないということで
ほとんど無視していましたが、需要による行動パターンをうまくとらえることができれば
投機筋を相手にするよりも安定的に稼げる可能性があるなあと少し考え直しています。


市況ニュースにもよく出てくるいわゆる「ドル買い需要」「円買い需要」

これにうまく乗っかることができるのでしょうか?


下図はその需要が濃く出やすいと思われる状況下で
日本時間の午前9時に成行きエントリーし、正午に手仕舞う簡単なルールを
システム化したときの損益曲線です。

FXシステムトレード研究
                   ※対象通貨はドル円


非常にきれいな直線が出てくるのですが、
残念ながらこれはスプレッドを差し引く前の曲線

1トレードの平均損益はわずか3.7pipsしかないので
スプレッドを考慮するとほとんど利益になりません。


やはり最初に述べたように変動率が小さいことがネックになっているようです。

ちなみにこの平均損益を大きくしようと、

例えば午前9時のレートから2pips下に指値を置く

というふうにルールを改変してみても状況は良くなりません。

9時ちょうどのレートより2pips分だけ有利なレートで仕掛けようとしても、
平均損益が+5.7pips(指値の幅2pipsだけ増える)なんてことはまずあり得ないですので注意しましょう。

これは今回のシステムだけの話ではなく、全てについて言えることです。


上の損益曲線のサンプル数は958あります。
フィルタによって少しトレード数を削ることも考えられますが、
薄利を積みかさねるタイプのシステムなのでこれ以上トレード数を
減らしたくないという気持ちの方が強いですね。


さてそうなると、このシステムはスプレッド負けしてしまうシステムとして
あっさり諦めるか、このシステムの損益曲線を別の売買ルールのインディケータ
として使うことぐらいしか選択肢は残されていないようです。


  【FX システムトレード派はこちら


為替における曜日効果

今回の話は、為替におけるアノマリー効果、
特に「曜日効果」についてです。

簡単に言うと、曜日効果とは

-月曜日はドルが買われやすい

といった類の傾向のことです。


しかしいくらなんでも曜日だけで売買戦略を決めるのは
少し乱暴すぎるようで、過去10年間のデータで検証してみても
実運用に耐えられそうなものは見つかりませんでした。

そこで曜日という条件にさらに1つシンプルな条件を追加し、
検証してみるとどうなるでしょう?

以下は1年くらい前から曜日効果に着目したシステム
のテスト、考察をくりかえしていて得た結論です。

(1)曜日+α というシンプルな条件で
簡単にシステムが作れてしまう。

(2)なぜその曜日に上がりやすい(下がりやすい)のか
説明しようとするとこじつけに近くなる。

(3)きちんとした手順を踏まえて構築した売買ルールは
現にその後も機能している。


例えば、

火曜日に条件Aの下ではユーロが買われやすい

月曜日に条件Bの下ではドルが売られやすい

これらは半年以上前に10年間のバックテストの結果出てきた
傾向ですが、その後もちゃんと機能し続けている傾向です。

興味のある方は研究してみてください。

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プロフィール

Author:Phai
4年前に専業トレーダーに転身。
トレンドフォロー系のシステムをメインに複数のシステムで資産運用を行っています。
メンバー100名以上→【FC2限定システムトレードコミュニティを立ち上げました

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